Mihokoブログ

家庭料理のおはなし:仕事の原点に立ち戻る「食」

こんばんは。
身体によくてちゃんとおいしい家庭料理、140年の伝統をまるごと食べる天然だし、おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今日は季節が逆戻りして、寒い1日でしたね。
冷たい雨、そして強い風、体調は大丈夫ですか?

我が家はこの中、大学生になる娘の身支度を整える準備に出かけ、ウロウロとしてきましたが、雨にもかかわらず、外はどこもすごい人出!!
世の中、動いています!!

さてさて、昨晩、10年の時を超えて、原点に立ち戻った出来事がありました。

私がこの仕事を始めたのは、先日高校を卒業した娘が3歳だった15年前。

それから数ヶ月後、当時、せたなのFarm Blessed Windを運営されていた上泉新さん、はんちゃんご夫妻との出会いは、私の「食」に対する考え方や、食材に対する考え方を180度変える衝撃的な出会い、でした。

その出会いをきっかけに、映画のモデルとして今ではすっかり有名になった「やまの会」の結成のタイミングから親しく交流させていただくようになり、そこからは生産者の方を訪ね歩き、生産現場のことを自分の目で見て考えて質問して、自分の中で消化し、自分の言葉にまで落とし込んで消費者の方へお伝えするライフワークがスタート。

このような活動は、さまざまな方が形を変えつつなさっていますが、全国を周ることを手弁当だけでずっと続けてこられたのは、夫の理解と多大な協力があってこそ、です。

一昨日、娘が無事高校を卒業し、大学に進学することを機に、私自身も仕事のやり方を一気に変えることにしました。
その詳しいご報告や今後のことは、来週末のある大きな仕事の山場を越えてから、にはなりますが、とにかく家族みんなが大きな変化をし、より高いステージへ飛び立つ春になります。

その時にふさわしい、と、ずっとずっと大事にして手をつけずにとっておいた上泉さんが最後に作ったベーコンとソーセージを、10年の時を超えて、昨晩、いただくことにしました。

画像

え、10年もとっておいて大丈夫だったの?!と思われるかもしれませんが、食べるのはもちろん自己責任。
完全に真空状態で冷凍保存しておいたベーコンもソーセージも、全く問題なく酸化もしておらずいい状態で、本当にいい香り。
本当においしかった!

私にとって、新さん、はんちゃんご夫妻は大きな存在。
彼らがいなかったら、今の私にはならなかった。

その出会いを作ってくれた、なおばぁがいなかったら、こうならなかった。
そう考えると、数十年前から全てがつながって、そのバトンをこれから先もつなげていくことが大切なのだと改めて思います。

「やまの会」との出会いと今のつながりも。
Farm Blessed Windを受け継いでくれたヒロシくん、真紀ちゃんのことも。
今までの出会いも、これからの出会いもいつもいつも感謝の気持ちで、真摯に対応し続け、自分のベストを尽くします。
肩の力を抜いて、自然体で私らしく。

本当に本当に、出会ってくださった皆さま、ありがとうございます🤗

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