Mihokoブログ

家庭料理の基礎力:揚げ物への苦手意識を変えるポイントとは(その1)

こんばんは!
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今日もとっても寒いですね!!
体調を整えるため、手洗い、うがいに加えて、ここ最近は柑橘類を食べるようにしています。

今は・・・

画像1を拡大表示

昨日やってきた、沖縄のたんかん、をいただいています。
しっかり食べて、元気に過ごそう!!

さてさて、先日も唐揚げはじめ、の記事を書いたように、我が家は自宅でよく揚げ物を作ります。

理由は簡単。
自宅で揚げた方が、おいしいからです。

本当に単純な理由なんです。
家族も大好きだし、ね。

今日もカリッと揚った魚介と野菜類のフリットを作りました😀

画像2を拡大表示

揚げ物が好きではない方は除いて、揚げ物を買ったり、外食したりする方は多いはずなのですが、自宅での揚げ物に二の足を踏むのには大きく3つの理由が考えられます。

1:油の温度や使う量がわからない、や、作っても油っぽかったり、べちゃっと仕上がったり、などの失敗体験がある

2:油の準備や処理が面倒

3:キッチンが油で汚れる、匂いがつくのが嫌

この3つの理由のうち、まずは1を解決するにはどうしたら良いのでしょうか?
この問題に関しては色々と聞いていると、油の温度が一番ネックになっているようです。

まず、揚げ物をする鍋に関しては、底が平らなものを使ってください。
油の深さが一定なので、油の温度も一定になるからです。

また、コンロに置く時にも、ちょっとした注意が必要です。
片手鍋や深めのフライパンを使うときは、必ず持ち手を奥にして、手前は取っ手がない状態にして腕や袖が引っかからないようにしましょう。

できればステンレス素材で、テフロン加工がない鍋やフライパンを使った方が好ましいですが、無理のない範囲で道具は使ってください。

油の量は自宅での揚げ物でしたら、2センチから3センチくらいの高さで十分です。
揚げるものを入れることで、その分、油の高さが上がりますので、たくさん入れる必要はありません。

油を入れて火にかけ、次は温度です。
使っている鍋やフライパンの厚さにもよりますが、2〜3分程度で油の温度がかなり高くなってきます。
煙が上がるほど高温はNGなので、油の入った鍋などを火にかけてちょっと経ったら、揚げ物の衣に使っているパン粉や衣をちょっとだけ:本当にひとかけ、や1滴たらしてください。

入れてすぐに小さな気泡と共に上がってきたら、揚げ物スタート。
まだだったら、入れたひとかけらや一滴が上ってきたタイミングで、もう一回、同じようにひとかけらや一滴入れ、すぐに小さな気泡と共に上がってきたら温度OKだと思ってくださいね。

揚げるものを入れ始めたら、一旦油の温度が下がりますので、ちょっとだけ火を強くして油の温度をあげ、途中から火をちょっと弱めて温度を保ちつつ、高温になりすぎないようにしましょうね。

そしてもう一つ!
音に注意してください。

揚げ物があがってくると、音が高温になり軽い音になります。
また揚げ物の周りの気泡が小さくなってきます。

そうなったら油から具材をあげましょうね。

ここまでが第一ポイントをクリアするためのコツ、です。

・道具の形
・道具のコンロへの置き方
・油の量
・温度
・火加減
・音

見るべきことは6個ありました。
最初は多く感じますが、全て連動しているので、何度か繰り返せば慣れてきます。

是非ともトライしてみてください。
次回は、第2・第3のポイントについて解説していきたいと思います。

お楽しみに。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

電話でのお問い合わせ メールフォームでのお問い合わせ

メールマガジンの登録
facebook instagram
PAGE TOP