Mihokoブログ

家庭料理のおはなし:地に足をつけて「当たり前」を身につける

こんばんは。
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今日は目まぐるしくお天気が変わりましたね。
干し始めて3日目の切り干し大根、ちょっとずつ乾燥してきました。

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とはいえ、まだ乾くまで時間がかかりそう。
美味しくなーれ、と願い、ゆっくりのんびり見守りつつ、ですね。

先日は今年2月に仕込んだ味噌を口開けしたり、6月から7月にかけて仕込んだ梅干を熟成させたり、ご縁があってたくさんやってきた食材を保存食にしたり。

日々の暮らしの中にある「当たり前」のことを、当たり前に。
そんなことを繰り返して、気がつけばかなりの年月が経ちました。

生活のほとんどがケの日。
だからこそ、嬉しさもありがたさも体感できるハレの日。

味噌を仕込むことも、発酵が身の回りにあることも、保存食を作ることも、おだしをとることも食事を作ることも。
なんでもない日常:ケの日のはずなのに・・・

気づけばそんな日常の当たり前が当たり前ではない、お祭りのようなハレのイベントになってしまっている場面に出くわすことが多くなりました。

お祭りはワクワク・ウキウキ。
それはそれで楽しくて素敵ですし、否定はしません。
もちろん作ることも仕込むことも楽しいですもの。

でもね、爪先立ちの足下、もしかしたら中空に漂っているかもしれない足元が見えたとしたら、ちょっとだけ深呼吸して、地面に足をつけるようにしてみて。

地面に足をつけて、踏み締める。
当たり前のことができるようになれば、それは一過性のお祭り騒ぎではなく、あなたの一部になって自然に、当たり前になるのです。

地に足をつけて、日々の当たり前を繰り返す家庭料理。

男女関係なく、人としてどう生きるか。
「当たり前」の中に、生きる上で大切なものがあること、ちょっと立ち止まって考えてみてくださいね。

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