こんばんは。
身体によくてちゃんとおいしい家庭料理研究家の高窪美穂子です。
週明け、とにかく暑いですね・・・。
今日もうだるような暑さ、そんな中で娘が体調を崩し今日は自宅療養。
風邪、流行っていますね。
こじらせないようにしないと、ですね。
娘の体調不良にともない、今日はキックをおやすみ。
家ごもりの1日となりました。
考え方を切り替え、せっかく時間があるのだからと朝から色々と仕込みをして
落ち着いた午後、意を決して取り掛かったのが・・・
先日購入した、自然養鶏場・春夏秋冬の檀上さんの美人妻!
とんとんが丹精込めて育てた「とんとんにんにく」の加工。
とんとんにんにくは、ありがたいことに自然栽培。
今年は本当に素敵な出来栄えで、この数年で一番大きく見事に育ちました。
我が家も毎年購入させていただいていて、
今年も先日の転居前に写真のにんにくリースを5本、計80個以上のにんにくを購入しました。
そして、昨日着の野菜便のときに追加で2本のにんにくリースを購入。
これで来年までの1年間、なんとか足りるかなぁと。
このまま常温で置いておいてもいいのですが、
夏越しが精一杯。
痛みも出ますし、最終的には芽も出てきます。
新聞紙に包んで冷蔵保存しておいても、やっぱり1年間の保存は難しい。
美味しいにんにくを年間通して、いい状態で食べたい!
ということで、常温保存で食べきれる量のにんにくリース1本+数個のにんにくを除き、
すべて保存加工することにしたのです。
にんにくを1片ずつバラバラにして、薄皮まですべてむいて・・・。
これ、かなりの手間なんですよ💦
無言でひたすら作業し数時間・・・
合計で500片以上のにんにくをむききりました!
いやぁ〜、大変だったわぁ、本当に。
せっかくなので、帰宅した夫と記念撮影まで・・・
それくらい、頑張りました😊
この中から、大きめのものばかり160個以上を選んで・・・
空気を抜いて冷凍保存。
まだ常温で保存しているにんにくたちを使い切ったら、
この冷凍にんにくを使いはじめる予定です。
残りのにんにくのうち、
ちょっと大きめのもの20個程度はしょうゆ漬け、
そのほかはスライスとみじん切りでそれぞれオリーブオイル漬けに・・・
冷蔵保存して、必要に応じて使い分け。
これで当分の間は「にんにくが無い!!」ということもそれこそ「無い!」はず・・・。
初夏から夏にかけての季節は、梅干に始まり、らっきょう漬け、にんにくの処理、
そして明日以降は新生姜での紅生姜作りも控えています。
やってもやっても次々と仕込みが必要で。
でも、トップシーズンに仕込みをすることで、
これから1年美味しくいただける。
せっかく購入した食材も、無駄になることはありません。
これからも、時代遅れかもしれないけれど、
大切な季節ごとの仕込や保存加工を続けて次の世代につないでいきたい。
お金を出せば買える、という方も多いけれど、
自分が選んで作ることの大切さ、美味しさを体感しているからこそ
つないでいきたい、と・・・。
そんなことを考えた、にんにくの保存加工作業の時間となりました。
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髙窪美穂子の著作
2016グルマン世界料理本大賞・Fish部門世界第3位受賞
「ラクチン!お魚クッキング」(旭屋出版)
2014グルマン世界料理本大賞・Single Subject Cookbook 日本代表
「おうちでできる天然おだし料理入門」(PARCO出版)
「塩麹・醤油麹のラク旨レシピ」(成美堂出版)
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