Mihokoブログ

家庭料理のおはなし:いのちを巡らす、北海道からのプレゼント

こんばんは。
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今日も素晴らしいお天気でしたね。
わが家は珍しく家族全員の予定が揃ったので、毎年恒例の八方除へ、寒川神社まで。

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素晴らしいお天気にも恵まれ、無事に毎年の恒例行事を済ませることができました😀

毎日慌ただしく過ごす中で、本当にありがたいお気遣いをいただくことも。
思いがけず我が家に届いたのが・・・

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北海道・せたなの村上牧場レプレラさんから、引退したお母さん牛のお肉が。

今まで何度か色々な形で、引退したお母さんたちのお肉や骨をいただいていますが、その度に思うのです。

人は、命をいただくことでしか自身の命をつなげない生き物です。
それは動物の命であれ、植物の命であれ、命をいただいていることには変わりない、と思うのです。

色々な考え方、生き方があることは承知していますし、その思いを否定することは一切しません。
でもすり替えないで欲しいのです。
目を背けないで欲しいのです。

命は命。
動物であれ、植物であれ、命をいただいていることから、その命で自身の命をつないでいる、という事実を。
血が出るから、声が出るから可哀想、声もなく血も出ないから問題ない、ということではないことを。

その思いを、村上牧場さんから送っていただいた引退したお母さん牛のお肉をいただく時にも、何度も書いているファームブレッスドウインドさんの黒豚さんのお肉をいただく時にも思うのです。

命をいただく、命を巡らせる、そして命をつなぐこと。
その重さ。
命をいただくことへの深い深い感謝と、様々な思いと。

生きることは綺麗事でない、のです。

今回のお肉も、ありがたく大切にいただきます。
挽肉にしていただいているので、つなぎをほぼ使わずにハンバーグ、でしょうか・・・
私にいつも「いのちをつなぐこと」、を考えさせてくれる、命と常に対峙している大切な「仲間」への限りない感謝と尊敬を抱きつつ。

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