Mihokoブログ

家庭料理のおはなし:尊敬と感謝を常に忘れずに

こんばんは。
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今日は久しぶりの晴れ!
と思っていたら、急にスコールのような強い雨が降ってきたり、で久しぶりにウォーキングをするつもりが出来ず・・・
もちろん、対策しながら&密になる場所にはいきません。

明日以降に期待です😀

さて、ここのところ、ちょっと切ないというか、ありえない話を何度も聞いています。
今日も同じような内容の話が聞こえてきてびっくり、そして悲しかったり、なんでなんだろうと悔しく思ったり・・・

それは「生産者さんが、消費者側から貶める発言をされた」という話。

私からしたらもう、びっくりというかありえない!!話なんですが😭
この数週間で複数回、聞いているのです。

今日もまた、つながっているSNS投稿で「直売所でお客様から心ない言葉をたくさん言われて、感情が爆発しそうだったけれどなんとか我慢した」と。

生産地の畑や田圃から、どんどん縁遠くなっていく都会に住む消費者の私たち。
お金さえあればなんでも手に入る、と思ってしまう人も増えているのでは・・・、と。

でもね、考えてみてください。
お金があったとしても、作ってくださる方がいらっしゃらなかったら、買うことすらできないんです。

お金は食べられませんよね・・・。
どんなにたくさんあったとしても。

とはいえ「お金がないと生活できないでしょ!」と反論する方も多いと思います。
それもまた、真実です。

消費者も生産者の方も対等である、こと、そして何よりも常に感謝を忘れないこと、大切なこと・本質を履き違えずにと思います。

自然はとにかく大きく、偉大で人の力ではどうにもなりません。
だからこそ、自然と真剣に対峙している生産者の方のこと、生産地に足を運び、知れば知るほと凄い!の言葉と尊敬を抱くように。

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ストレスが溜まるような社会状況が続いています。
苦しい、どこかに吐き出したい、発散したい。
でも、それをぶつけるところ・発散するところを間違わないで欲しい。

自分自身への自戒の意味も込めて、改めて強く思います。

私にも数多くの失敗があります。
ついカァッとしてしまって、感情的になってしまったことも多々ありました。
冷静になったときに、自分のことを振り返って「しまった!」と反省してそこから学ぶか、学ばずに繰り返すか・・・

その差は最初は小さくかもしれません。
でも、それを繰り返すことで学んでいるかいないか、でその人の行動にも、大きな違いが出るのではないか、と思うのです。

日々の食卓を支えてくださっている、生産者さんへの感謝を忘れずに。
作ってくださっている素材を料理すること、できることに誇りを持って。

人と人との関係全てに言えることですが、互いを尊重し、尊敬し合うことを忘れずにいたい。
これからも生活者として、そして料理の仕事をするものとして、常に心に留めて行動規範の一つとしていこうと、改めて心に誓った出来事でした。

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