Mihokoブログ

家庭料理のおはなし:おうちの揚げ物を楽にする3つのポイント

こんばんは。
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今日は本当に暖かいですねぇ。
昼間、薄着にして買い出しにちょっと出かけましたが、暑くてびっくり!
気温の変化が大きいので、体調、気をつけましょうね!

さてさて、今日は久しぶりに「なんでだろう??」と改めて考えたテーマ:揚げ物をなんでしないのか、を、先日揚げ物をしながら、改めて考えてみました。

目次

  1. 揚げたてはとっても美味しいんだけど・・・
  2. ラクラク揚げ物ポイントその1:おうちの揚げ物に使う油の量
  3. ラクラク揚げ物ポイントその2:おうちの揚げ物に使う油の種類
  4. ラクラク揚げ物ポイントその3:おうちの揚げ物に使う油は何度も使える!

揚げたてはとっても美味しいんだけど・・・

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・油をたくさん使わなくちゃいけないから処理が面倒で・・・
・油がはねて、コンロが汚れるから・・・
・油に食材を入れる時が怖くて

などなど、揚げ物をおうちでしない、という理由はさまざま。
主宰している教室でお教えするレシピを考えるときも「揚げ物はしたくない」という方が圧倒的に多いので、レシピにもさまざまな工夫をしています。

とはいえ、揚げたて、本当に美味しいんですよね。
娘が唐揚げ大好きなこともあり、私は月に最低1回は揚げ物をしています。
実はそんなに大変でもないんです。

もちろん、無理に自宅で揚げ物をする必要はないんです。
実際、私の知っている範囲でも、揚げ物でボヤを起こしてしまい、ご自宅での揚げ物をしなくなった方が複数名いらっしゃるので・・・

大前提として、揚げ物に挑戦してみたい、でも、どうやったらいいかなぁとと思っていらっしゃる方にむけて、いくつかアドバイスを書きたいと思います。

ラクラク揚げ物ポイントその1:おうちの揚げ物に使う油の量

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揚げ物をするには「油をたっぷり使って!」と思いますよね、やっぱり。
でもおうちでの揚げ物は、そんなに油の量を使わなくてもOK。

お風呂のお湯が少なくても、入ると溢れるくらいになるのと同じで、揚げる食材を入れてちゃんと全体が浸かる量、油があればいいのです。

だから私はいつも、揚げ物の時に使う油の量は鍋底から2cmくらいまで。
写真のコロッケだけはちょっと多めの3cm程度。
深めの鍋を使うと、油のハネ方も違いますので試してみてください。

ラクラク揚げ物ポイントその2:おうちの揚げ物に使う油の種類

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揚げ物に使う油、何を使うか、ですが、私はいつも1リットル数百円の安価なEXVオリーブオイルを使っています。

EXVオリーブオイルは加熱温度を守れば酸化しにくく、しかも揚げ物の表面に膜を作ってくれて食材の中に染み込みにくいため、揚げ物の仕上がりがパリッとします。

そのほか、米油等も使う方が多い油です。
お好みで選んでくださいね。

ちなみに業務用の揚げ油には、食用シリコーンが添加されているものもあります。揚げ物をたくさんしても泡が立たないなどの利点があるからですが、自宅での揚げ物なら、油が選べるのでその点、気分的に安心ですね😀

ラクラク揚げ物ポイントその3:おうちの揚げ物に使う油は何度も使える!

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よく聞くのが、揚げ物を1回したら油は捨てている、ということ。
私の場合、1回で大量にあげて油が汚れすぎた場合を除き、オイルポットに保存して、何度も使っています。

もちろん、数ヶ月に1回しか揚げ物をしない、という方で、揚げ物に使った油で炒め物等はしないから、ということであればその度ごとに油の処理をしたほうがいいでしょう。

でも、もし1ヶ月に数回、色々な料理の下処理も含めて揚げ物をすることがあるのでしたら何度か使ってください。

我が家では揚げ油に酸化しにくいオリーブオイルを使っているので、オイルポットで保存しても、酸化臭が出ることを経験したことはありません。

ちなみに私の場合は、新しい揚げ油の場合、最初に素揚げなどの油が汚れない調理をしてから、衣のある揚げ物をし、その次からはちょっとずつ新しい油をつぎさしして揚げ物をして、油が汚れたら処理をして捨てますが、捨てる油の量は本当に少ないので処理も簡単です。

今回はおうちの揚げ物が楽になるためのポイント、3つほどお伝えしました。
このコラムが、揚げ物をしたい方のお役に立ちますように😍

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