こんばんは!
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。
寒中らしい寒さが続いていますね。
ここのところの状況で、我が家は娘の学校がイレギュラー対応になり、仕事のリズム作りを工夫中です。
さてさて、毎日の食事作りでも、料理をお教えする時でも、なのですが、お魚料理を希望される方、案外少ないのです。
私はお魚料理の本も出すくらい、お魚大好き!なんですが・・・
そこで、お魚料理を敬遠する理由、色々と考えてみました。
お魚料理を敬遠する理由その1:料理のレパートリーがない
お魚料理を敬遠する理由で、まず真っ先に思い出すのが「レパートリーがなくて」という生徒さまからのお声。
お魚料理というと焼く、煮る、くらいしかできないし、思いつかない!とよく言われます。
でも、実は色々な味付け、調理方法で美味しく召し上がっていただけるんですよ。
私のお教室でもう10年通ってくださっている生徒さま、お肉は召し上がりませんので、10年間ずっとお魚料理をお教えし続けています。
そうなんです、10年で100種以上のレシピを新しく考えて、お教えしています。
なお、この生徒さまは、お嫌いなものがあって、それを組み合わせた料理もお教えはできないので、そういった工夫もして、です。
もし食材の苦手がなかったら、さらにレシピは広がります。
ということで、お魚の調理方法はたくさんある、ので、これからも知っていただけるように、ちゃんと発信し続けないと、ですね。
お魚料理を敬遠する理由その2:ボリュームがない
以前、男のお子さんがいらっしゃる方に言われたのが「お魚料理はボリュームがないから、1品だけだと足りないから作らない」でした。
確かに、焼き魚だけだったりするとボリューム感はない、かもしれませんが、例えば・・・

野菜を組み合わせたり・・・

調理法や組み合わせを考えれば、ボリュームを出すことは可能です。

調理法も生でいただくだけでなく、焼く、揚げ焼きする、蒸すなど多種多様。
料理の分野も和洋中、なんでも。
是非とも知って欲しいなぁと思います。
お魚料理を敬遠する理由その3:お魚が高い!
お魚は、量を買うと高いから・・・
というお声も、よく聞かれます。
小アジなど小さな魚で処理の手間をかけるものであれば、価格は安いですが、全体的に考えるとお肉に比べて割高なのも事実。
ですから「高い!」と感じる方がいらっしゃるのもわかります。
お肉の登場回数が多くなるのも。
とはいえ、お魚も食べて欲しい!
毎日の食事、お肉と交互に、というのがちょっと、ということであれば、週1回くらいからでもいいから、お魚も食べてみませんか?

たっぷりのお野菜と組み合わせて。
簡単でおすすめなのは、こちら。

アジを2枚下ろし、または3枚下ろしにして、塩胡椒し、小麦粉か片栗粉をつけてフライパンで両面焼いて、水菜などの生野菜の上に載せます。
アジを焼いたフライパンの中にすり下ろしたにんにくと生姜を入れ、さっと加熱したら、日本酒、しょうゆ、お酢を入れてタレを作り、焼いたアジの上からかけて出来上がり!
アジならば1匹100円台から購入できますし、お魚屋さんが捌いてくれますから、下処理も最低限で済みます。
作ってみてくださいね!
私のレシピ本も、もしよかったら是非とも!
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