Mihokoブログ

家庭料理のおはなし:母から受け継ぐ、おせちノートは宝物

こんにちは!
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今年も今日を入れて4日!
いよいよ押し詰まってきましたね。

今日午前中に無事にクリスマスツリーも片付けましたが、大掃除は明日明後日、そして明後日になんとかお正月の飾り付け、というギリギリスケジュールになりそうです。

とはいえ、おせち準備だけ待ったなし!
今朝から・・・

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三浦大根、金時人参、市田柿、ゆずで紅白柿なますに

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松前漬

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菊花かぶを仕込み、豊洲の仲卸さんに届けていただいた

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みがきにしんを下処理し、ただいま昆布巻の仕込み中です。

仲卸さんに「上乾を」と指定しなかったため、到着したのはソフトみがきにしん、だったので想定よりも早く昆布巻の仕込み、となりました。

おせちの仕込みに関しては、順番をある程度考えてから毎年仕込むようにしています。

母が病で倒れた去年から、色々とあり仕込む種類を15〜16種類に絞ることにしていますが、毎年の「おせちノート」記録は、私にとっての宝物です。

この「おせちノート」、そもそものスタートは母が作っていたレシピを記録に残したくて、2009年の年末に母に書いてもらったノートから。

母のレシピが書かれたノートの次のページから、私の記録がスタートし、

・何をいつ、作ったかの記録
・新しく追加したレシピや、何か変更があったり微調整したレシピの記録
・どんな盛り付けをしたか、の記録

を必ず書いています。

以前は、自分のレシピメモノートに書いていたのですが、「おせちノート」を作ったことで家族に何が好評だったか、や、いつ何を仕込むかのスケジュールの目安を記録を元に楽に立てることができます。
このノートのおかげで、おせちの種類を絞ることも楽にできました。
と言っても、人に言わせると「十分に多い」そうですが💦

今日仕込んだ紅白柿なますや、松前漬、菊花かぶや昆布巻などは保存がきき、なおかつ、時間を置くことで味が寝ておいしくなるものなので、早めに仕込みます。

黒豆は炊くのに数日かかるので、早めに、も我が家の鉄則。

そしてあまり保存が効かない二色卵や、おだしの味を生かすため薄味で具材をほとんど全て別々に煮る炊き合わせは、ギリギリになって仕込むなど、おいしく食べきるための工夫を色々としています。

毎年、この時期のおせちの仕込みは、慌ただしい中にも新しい年への準備を、というワクワク感も相まって、私にとってはとても楽しい時間😍

あと数日、楽しんで作っていきたいと思います😍

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