Mihokoブログ

一人で抱え込まない、助けてって言っていいんだよ

こんばんは。
海や大地と家族をつなぐレシピ・100%天然素材家庭料理実践家®の髙窪美穂子です。

今日は本当に暑い1日でしたね!
急激な気温上昇に体がついていかない方もいるのでは・・・。
休息をとり、体調を整えていきたいですね。

体調を整えたい!ゆっくり休みたい!
でも家族がいるし、主婦だし、でも仕事もきついし・・・。
食事準備がつらい!メニューを考えるのも疲れてしたくない・・・。

こうやって急に気候が変化して、日常の忙しさにプラスして身体に無理がかかると、
全てを投げ出したくなることってありませんか?

私自身、料理が好きで仕事にしているとはいえ、
疲れが溜まってくると、さすがに食事準備をしたくない時も出てきます。
それでもやっぱり作ると楽しくて、という時もあり、
疲れすぎてできないけれどやらなくちゃ、と必死で作る時もあり。
以前は疲れて調子が悪くても、なかなか家族に言えずに
自分の中でさらに疲れや不満を溜め込んだり、ということもありました。

そんな私の様子を見て、男性にしては察する能力の高い夫は
「外食しよう」と言ってくれて外食に行く回数が多くなり、
あとでお財布の中を見て「うわぁ、どうしましょー💦」ということが出たりもして
逆にストレスがさらに溜まったりして😅

お惣菜系のものは、経済的にも負担が少なく便利だということで
使っている方も多いのだと思いますが、
私の場合、お惣菜系の添加物や旨味調味料は逆に身体に過度な負担をかけるため、
ごく一部のものを除いてNG。

いくらシンプル料理でも、疲れきってどうしても作れない時も出てきます。
子供はどんどん食べ盛りになり、毎日ご飯とお味噌汁だけってわけにもいかないし・・・。
じゃ、どうしましょ・・・。

娘がだんだん大きくなり、料理をしたがるようになった去年の秋頃、
夫から「土日どちらの夜は、お料理お休みして。**と自分で作るよ」と。
学生の頃、祖父母と暮らしていた夫は料理も頻繁にしていたそうで、
ウン十年ぶりに定期的に料理をするから、と自ら提案してくれました。

そんなこんなで始まった週末の父と娘のクッキング。
娘が試験などで勉強優先の時は夫だけで、
それ以外は娘も一緒に毎週末料理してくれるようになりました。

昨日も父と娘のクッキング🎵

娘が切っているナスとピーマンは、娘の部活:科学部の畑で収穫したナスとピーマン。
その他使ったナスは、実家の母の家庭菜園から。
買ったカラーパプリカも切って・・・

夫が二刀流で炒めます。
私が尊敬する、加藤和子先生の本のレシピで作ったのが・・・

 

ナスとピーマンの味噌炒め🍆

そしてもう一品は、私のレシピで・・・。

にんじんの豚肉巻き🐷

豚肉は仲良しの北海道・ファームブレッスドウィンドのヒロシくん・真紀ちゃんから届いた
黒豚さんのお肉を使いました。
味付けに赤ワインを使うのがポイントです😊

お料理をお任せ、といっても、結局はフォローしたり、
調理で気をつけることをいろいろと注意したり、と結局は動いているのですが・・・。

料理をしてくれるようになって、夫は「こんなに毎日、やってくれているんだよね。ありがとう😊」
と今まで以上に「料理をすること」に関して、感謝をしてくれるようになりました。
娘は、自分が料理をする機会が増えて、楽しそう。
夫とワイワイ言いながら料理をしています。

包丁の置き方や、包丁で食材を切る時の手の置き方等、
「うるさい〜!!」と怒るくらい
父と娘のクッキングの最初の数回、私からうるさく注意された娘は、
昨日見ていると、包丁の置き方も、手の置き方もさらにきちんとできるように😊

「すごいね〜、できてるじゃない!」と褒めると
「ママにうるさく注意されたからね😛」と😅

私自身も、二人が食事の準備をしてくれるようになって
「何が何でも私がしないとダメなんだ」という最後の思い込みがなくなり、感謝!
同時に、今までも大好きだった料理が気持ちの余裕ができたことでさらに楽しくなりました。

自分一人で抱え込まない。
誰かに助けてもらっていいのだと。
それが家族であっても、血縁がなくとも近しい人でもいい。

少し休んで。
余裕ができて、お料理する楽しさを感じられるようになりますように・・・。

一人で抱え込んでいるお母さん、
一人暮らしで孤独だと思っているあなたへ。
何かが伝われば嬉しいな・・・。

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【髙窪美穂子の料理教室・クッキングサロンM&Yは、東京都港区白金台にある少人数制の家庭料理教室です】

誰よりも大切な自分と、大切な誰かのために・・・。

ほんの少しの手間だけでできる、素材を活かした家庭料理が並ぶ食卓を囲む。
それだけで、心が満たされ身体も健康で綺麗になり、しあわせになれることを知ってもらえたら。

10代後半から20年近く苦しんだ摂食障害からやっと立ち直り出産したものの、今度は幼い頃から苦しんでいたアトピーが人生最大に悪化。
体の根本からアトピーを改善したい、よくなりたい一心で自分が食べるものが何で出来ているかを調べ、選び、素材を活かしたシンプル短時間調理の家庭料理を作り続け、数年かけてアトピーを改善することができました。
その経験から、毎日食べ続ける日常の家庭料理で、まず一番に誰でもない自分自身をしあわせにして欲しい、そしてそのしあわせを、家族や友人、大切な人にどんどん広げる人が増えて欲しい、と願うようになりました。

摂食障害とアトピーを乗り越えた経験と私の家庭料理が、毎日の食事作りに悩んでいる忙しい方に役立ったり、心の問題や体の問題で辛い想いをしている方にとってなんらかの気付きのきっかけになるのならいいな。
自分を大切にするため、ほんのちょっとの手間とたくさんの心をかけ、楽しんで家庭料理を作るお手伝いができれば。
そう思って始めたお料理教室が、私の主宰する家庭料理のお教室「クッキングサロンM&Y」です。

一度、お気軽にレッスンにいらっしゃいませんか?

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髙窪美穂子の著作
2016グルマン世界料理本大賞・Fish部門世界第3位受賞
「ラクチン!お魚クッキング」(旭屋出版)

2014グルマン世界料理本大賞・Single Subject Cookbook 日本代表
「おうちでできる天然おだし料理入門」(PARCO出版)

「塩麹・醤油麹のラク旨レシピ」(成美堂出版)

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