Mihokoブログ

お魚はお好き?好きと嫌いの分かれ目は・・・

こんばんは。
海や大地と家族をつなぐレシピ・100%天然素材家庭料理実践家®の髙窪美穂子です😊

 

 

昨日から一転し、寒い一日となりましたね。
洋服も一気に冬仕様へ。
体調気をつけなくちゃ、ですね。

 

 

さてさて、昨日はお魚のおかずレッスンでした😊

 

今月はマグロとアボカドの丼仕立て、ということで、
日頃、お魚料理が苦手な方でもトライしやすい内容に。

 

 

昨日の素敵な生徒さんも、
実はお魚料理を食べるのも、作るのも苦手・・・。

 

 

でも、お子さん達が大きくなってきて、
自分と同じようにお魚が苦手、になってきたように感じていて、
それじゃいけない、と思ってご参加くださったとのこと。

 

 

考えてみたら、お肉のおかずのレッスンにはご参加いただいていましたが、
お魚料理は初めて。

 

 

いろいろとお話を伺ってわかったのですが、
小さい頃におばあさまが作ってくださった、お魚料理のイメージ・・・
お魚を1匹、焼いて食卓へ、というイメージが強くて、
苦手になってしまわれたそう。

 

 

考えてみたら、我が家の夫も同じ。
今でこそ、魚好きの私の家庭料理に鍛えられ???
いえいえ💦

 

 

私が作る家庭のお魚料理を食べていくにつれて
「あ、魚って美味しいんだね」と言ってくれるようになり、
あれだけ苦手だった魚を、ずいぶん食べてくれるようになりました。

 

 

一緒に暮らし始めた頃は、お刺身とブリの照り焼きは好き、
だけど、あとは嫌!
理由は魚は骨があって食べにくいから。
なんて言っていましたっけ・・・😅

 

 

こうして改めて考えてみると、好き嫌いって、
幼い頃からの体験もかなり関係しているんですよね。

 

 

私の場合、お魚好きの父のために、お魚料理とお肉料理が
一日交代で出てきたこともあり、
お魚料理は身近なものでした。

 

 

母はあの時代の人にしては珍しく、
和洋中なんでも作りました。
牡蠣のライスグラタン、ラザニアにピザ、ミートソースに手作りパン。

 

 

今考えると、体の弱い父のこと、育ち盛りの私たち子供のこともあり、
なんとか給与をやりくりしていろいろなものを食べさせたい、
ということがまず第一にありましたが、
純粋に料理が好きだったことも関係していたのでしょう。

 

 

そして瀬戸内出身の父の実家へ行くと
鯛が毎日出てくるような食卓でしたから、
自然とお魚好きに。

 

 

でも、成長してから気がついたのですが、
母はお魚をさばくのはあまり得意じゃなかったんですよね。

 

 

だからお魚屋さんにお魚をさばくのはお任せってことも多かったので、
私がいざお魚をさばこうとしても、よくわからなかったりもしました。
自分でもたまにしかさばかなかったし・・・。

 

 

今だから言えるけれど、この仕事を始めた当初、
あまりのお魚さばきの下手さに自分で嫌気がさして、
毎日、鯵やイワシなどの大衆魚を10尾以上買ってきては
さばいてお料理して、を続けた時期がありました。

 

 

だから今、お魚をさばくのもうまくなったし、
お魚の家庭料理を数限りなく考えられるようになったんですが・・・。

 

 

その当時、「お魚1000本ノック」に付き合わされた夫は、
大変だっただろうなぁと今更ながら思い返しています😅

 

 

その後、鳥取での漁師さんとのお仕事でも
お魚のことずいぶん教えていただいて・・・。
それが、どれだけありがたかったか。

 

 

今の私の「美味しいお魚を気軽に食べられる家庭料理に」するアイディアは
今までのたくさんの経験から生まれたんだなぁと。

 

 

お魚の「好き」「嫌い」は、
家庭の食卓で出会ったお魚の第一印象でほとんどが決まってしまうんだなぁと。

 

 

一度「嫌い」ってなったら、なかなか食べようとしないでしょうし、
食べる機会が少なくなれば「嫌い」が「好き」に書きかわるチャンスも
減ってしまうから、と、改めて。

 

 

我が家の夫に関しては、
最初は本当に魚料理の食べが悪かったので、
好きなお魚をまずは第一にして・・・。

 

 

小骨が多くて食べにくい、内臓の苦いところは今だに嫌い、と不評のサンマなどは、
内臓を抜いて、骨ごと食べられるように煮魚にしたり、
叩いてさんが焼きのようなものにしたり。

 

 

たまには塩焼きにして、その時は身だけとってあげたり。
これ、言うとドン引きする方もいらっしゃるのですが、
とにかくまずは食べてもらって「美味しい!」と思ってもらいたかったから、
あえてやってました。

 

 

そんなことを続けていくと、
そのうち「お魚って美味しいね」というようになり・・・。

 

 

もちろん、食べ方にはムラがありますが、
お魚料理を嫌だなぁと言うことはなくなりました。

 

 

娘もお魚好きに。
もちろん、お野菜もお肉も好きなんですが😊

 

 

とはいえ、私の好みだけで食事メニューを組んでいくと、
「たまにはお肉が食べたい」と言われることも💦

 

 

え、だってお肉のおかずもあるじゃないといっても、
彼らの求める「お肉のおかず」ではなくて
全面的にお魚、みたいな印象になったりするらしいです。

 

 

そんなお話もしながらのレッスン、
美味しいと喜んでいただけて、おうちでも週末に作ってみると
言っていただけて本当に良かった😊

 

 

お肉でもお魚でも、お野菜でもなんでも
命をありがたく美味しくいただくこと。

 

 

家庭料理だからこそ、
作りやすくて美味しくて。

 

 
お肉でもお魚でも、作りやすくて美味しくて、が体感できるように。
家族への日々の食事作りも、そしてレッスンレシピを考える時も、
それを必ず念頭に置くことが大事だなぁと、改めて考えている今晩です。

 

 

ちなみに昨日の晩ごはんでは、
写真にはありませんが、ブリの竜田焼きと・・・

白いかのお刺身を。

 

 

昨日は両方ともに食べやすいお魚系の料理でしたので、
喜んで食べてくれました😊

 

 

さてさて、今日はちょっと遅くなりましたが、
これから食事準備🍴
今日は今シーズン初の牡蠣を昆布出汁でたっぷりの野菜とともに鍋に。
自家製ぽん酢でさっぱりいただく予定です😊

 

 

皆様も素敵な週末の夜をお過ごしくださいね🎵

 

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髙窪美穂子の著作
2016グルマン世界料理本大賞・Fish部門世界第3位受賞
「ラクチン!お魚クッキング」(旭屋出版)

2014グルマン世界料理本大賞・Single Subject Cookbook 日本代表
「おうちでできる天然おだし料理入門」(PARCO出版)

「塩麹・醤油麹のラク旨レシピ」(成美堂出版)

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